fhána where you are Tour 2019

fhánaのライブツアー「Where you are Tour 2019」に行ってきました!
「fade」「illuminate」「narrative」「divine」という異なるテーマの4公演、そのうちの「fade」(11月16日、大阪・Zepp Osaka Bayside)と「narrative」(12月14日、東京=千葉浦安・舞浜アンフィシアター)に参戦。
…とはいえ「fade」からはちょっと日が経って、直近の「narrative」の印象で上書きされつつあります。


どちらも座席が用意される形式。「narrative」のほうは完全なる座席指定、「fade」のほうは座席は用意されているものの入場順に好きなところに座ってよいスタイル。しかし結局、ライブ本番になるとほとんどスタンディング状態でした。
席の位置は「fade」では割と前の方を確保できましたが「narrative」では最後列。座席はまだ後ろにも続いていましたが誰も座っておらず、さらに左隣も空席という本当に後ろの後ろ。1週間前に唐突に思い立ってチケットを購入したのでしょうがないですし、むしろ席がとれただけまだいいと言うべきかもですが、そのぶん周りにあまり気を遣いすぎず自由にリズムとったり手を挙げたり旗をふったりできたような気がします。
最後列といっても、ステージから離れるにつれて段々と席の位置が高くなっていく作りになっているので、見通しの良さは断トツ。そんな会場の構造と席の位置も相まってか、なんだか音の広がりが感じられるというか、心地よく音が耳に入ってくるような感じで、リラックスした状態でライブを楽しめたような気がします。
そう言うと「fade」のほうはどうだったんだという話になるわけですが、すぐ間近にfhánaのメンバーを見ることができ、音も間近に直接的に感じることができて、否が応でもテンションが上がるような、また違った良さがありました。

ライブの様子を撮影してよい時間があり、そのときに撮影したもの。
そんな風に公演ごとに違った印象をもったのは、やはりテーマが違うからなのでしょう。もちろんセットリストも異なるものでした。
「fade」は序盤から『ワンダーステラ』『わたしのための物語~My Uncompleted Story~』『Hello! My World!!』とハイテンポな曲が続きました。MCでフェードじゃなくてカットインだとネタにするほど。序盤かっ飛ばしたあとは、1曲1曲の間に少し余裕をもたせて進んでいった印象でしたが、「narrative」のほうでは割と曲と曲の間を空けずポンポンポンとテンポ良く次の曲へ進む感じでした。「fade」が比較的最近の曲が多めなのに対し、「narrative」では新旧織り交ぜられた構成で、個人的に一番好きな1stアルバムの最終曲『white light』が1曲目にきたのにはぐっときました。
両公演で変わらなかったのは『青空のラプソディ』での盛り上がり! ダンサーと化したkevinくん(くん付けで呼んじゃいたくなりますね、同い年らしいので余計に)のノリノリのダンスに合わせてみんな踊る踊る! …っていうほど自分は踊りを覚えられてないので、なんとなく雰囲気で体を動かしてましたけども充分楽しめました。
そしてkevinくんつながり、かつ両公演でやってたのが『Unplugged』でのラップ。ラップが取り入れられている曲は『reaching for the cities』につづいて2曲目。なんだかfhánaの曲とは離れた位置にいるような気がしていたラップですが、まったく違和感なくfhánaの曲に溶け込んでいます。違和感どころかクセになるくらい。比較的ゆったりとした曲調(「ヨレヨレのレイドバックビートをやろう」と作られた曲だそう)は自然に体をリズムに乗せてくれました。
もうひとつ、Twitterで感想を見かけて共感したのですが、照明の演出がライブをさらに良いものにしているということ。やっぱり視覚的な面での動きもなくてはならないもので、それが曲の流れと一致することで体全体で曲を感じられるような気がします。
特に印象的だったのは「narrative」にて、ストリングスの皆さんがステージ後方の1段高いところで演奏されているのですが(これはfhanaのライブでは初とのこと)、その後ろにあるスクリーンからの光でその皆さんがシルエットのように見える瞬間。一瞬、スクリーンにシルエットが映されているのかなと錯覚するくらい。でも手前にいるfhánaメンバーは光の加減でシルエットにならずに見える。その対比も含めとても印象に残っています。


ここだけでも様々に変わる照明演出。
その他にもロングインタビューでお馴染み(?)のライブパンフレット『TRANSIT LOUNGE Vol.5』も「fade」のときに購入して、「narrative」までに読了。そこではじめて『ナカノヒトゲノム【実況中】』の音楽全般を佐藤さんが担当してることを知りました。挿入歌もたくさん制作されていて、その中にはtowanaさんが歌っているものもあると。「fade」で出てきた聞き馴染みのない曲はそれだったのかと、ふぁなみりーとして恥ずかしいなと、その挿入歌アルバムも買いました。ライブツアーのタイトルにもなっている『where you are』。「narrative」でももちろん演奏されましたし、その後も何度も聴きましたが、そのたびに沁みる本当にいい曲です。
…と推敲に推敲を重ねて一週間ちょっと。推敲を重ねれば重ねるほど、どんどん本当に書きたいことから離れていくような気が。そしてもっともっと書きたいことはあるのに、貧困な語彙力ではそれもままならない。というか本当にいいと感じたものの前では誰しも語彙力はなくなるもの。それくらい今回のライブも良かったわけです。
無理矢理なまとめになりましたが、今回も本当に素敵な時間を過ごすことができました。これからもふぁなみりーとしてfhánaを応援していきます。
最後にもうひとつ。
ライブツアーのグッズとして当たり付きの缶バッチが販売されているのですが、そこでなんと「大当たり」を引き当てちゃいました。

「いま書いてもらっているので」とのことで閉場間際まで待って受け取ったサイン入りTシャツ。本当にもうこの上ない喜びでした。大事にします!